
▲妙高山麓のイタヤカエデ


▲スロベニ・グラデッツ市(スロベニア)を訪れ調査する中澤宗幸先生
正月より、長野駅前に仮オープンした日本ヴァイオリン文化芸術振興財団の「ヴァイオリン工房」は、新潟県妙高市内に引続き二つ目の拠点である。
年末から正月明けにかけて、当財団の代表理事でヴァイオリン・ドクター中澤宗幸先生とマスコミ関係者からの取材を受けているが、その方向性について、次のようにまとめてみた。
「長野駅前に仮オープンした日本ヴァイオリン文化芸術振興財団の「ヴァイオリン工房」は、新潟県妙高市内に引続き二つ目の拠点であり、本年6月末 には、「仮)ストラディバリ・ハウス」(長野ヴァイオリン工房)として、グランド・オープンさせる方向で、現在その準備態勢を整えている。
日本ヴァイオリン文化芸術振興財団の事業目的の「前輪」は、「演奏技術」の指導及び支援活動であり、「後輪」は「製作&修復技術」の指導及び支援活動である。
「仮)ストラディバリ・ハウス」(長野ヴァイオリン工房)では、ヴァイオリンの「製作&修復技術」の指導及び普及活動に、軸足を置きながらも、工房内には、ヴァイオリンのレッスン・スペースも設けて「演奏技術」の指導及び支援活動の両面で我が国のヴァイオリン文化芸術の振興に貢献する試みだ。
具体的には
1 この工房では、将来プロの製作者(クラフトマン)や修復士(リ ペアマン)を目指す若者達に対し、中澤宗幸先生とそのお弟子さんから、直接指導を受けることができる。
2 ヴァイオリン用材については
当財団にとって、“地産地消” 特に信越地区(生命圏域:バイオリージョン地域)での木材の利用促進に眼を向けるチャンス到来と判断している。
当「ヴァイオリン工房」では、ヴァイオリン製作にあたり、スキー用材である「カナディアンメープル」の残材=未利用資源の有効活用を図ること、並びにヴァイオリンの表板の材料としては、長野産&妙高産の「赤松」を使用することも検討中である。
近い将来には、妙高産「イタヤカエデ」の利用が可能となる。更に深化させ、「どういう性能の材料がどの部分に使われるべきか」と、仕様選択から性能選択への挑戦等、新たな弦楽器製作の調査研究も実施していく所存だ。
3 「長野ヴァイオリン工房」開設にあたり、ヴァイオリン製作に伴う用材の調達先は
① 妙高市の姉妹都市スロベェニ・グラデッツ市(スロベニア)
② 妙高産「イタヤカエデ」
③ 国内スキーメーカーからの未利用資源(残材)
④ 長野産&妙高産の「赤松」を計画中である。
3 当財団はできるだけ早い機会に、公益財団へ移行申請を目指しているため、当財団を物心両面で支える方々の参画を期待している。
例えば、
① “足長おじさん”(ヴァイオリン・オーナー制度)の募集!!
当財団では、できるだけ多くの子供たちに安価または無償で、ヴァイオリンを貸し出す目的で、「ヴァイオリン・オーナー=”足長おじさん”を募集する。
“足長おじさん”には、30万円【Aタイプ】相当の分数楽器(「f字孔」から「裏(底)板」を覗くとオーナー名のラベルが貼付されている。)を、所有していただき、当財団及び関係団体が推薦する子供達に長期貸与する制度。無償貸与された子供は、“足長おじさん”の誕生日に演奏したり、毎月はがきや手紙で近況報告するような交流が生まれることを期待する。
更には、将来、プロの演奏家を目指す有望な青少年達のために、無償貸与するための“足長おじさん”(ヴァイオリン・オーナー制度)の【Bタイプ(100万円)】、【Cタイプ(300万円)の同時募集も開始する。
② 寄付者の募集活動の開始
当財団を支援していただく県市民の皆様から、「1口5万円」の寄付を申し受ける。
寄付された方々へは、「お誕生日演奏」及び工房無償利用等の特典がある。」
鉄瓶の湯気の勢いや花の内 堤保徳